昨夜ふと流れてきたInstagramのリール動画で、あるビリオネアが「私たちは死なない最初の世代になる」と話しているのを見て「今の50代以下なら確かにありえるなー」と思いました。

長寿科学の第一人者であるオーブリー・デ・グレイ（Aubrey de Grey）が提唱する「LEV／長寿逃避速度」とは「科学の進歩が老化のスピードを上回る転換点」のことで・・・

つまり、1年ごとに老化が1年分以上逆行できるようになれば、理論上「死なない世代」が誕生するということ。

で、その死なない世界は2035年とか2040年頃に実現すると予想されているようですが、米国の思想家、レイ・カーツワイル（Ray Kurzweil）なんかは2030年までに「寿命回避速度」に突入すると言っちゃってます。

米国の量子コンピューター銘柄が連日急騰し、AIの開発競争が激しくなっている様子を見ると「働かない世界」どころか「死なない世界」もSFの世界ではなくなてきたなぁと感じます。

やがて人類の寿命が数百年〜数千年になるとしたら、これまで積み上げてきた価値観や倫理観は大きく揺らぎますよね。

「働かない・死なない」人生を生きる意味とは？何をして生き続けるのか？種の繁栄とは？少子高齢化ってなに？

Z世代の多くが労働に対するモチベーションを失っているように、トレンドに敏感な人は近い未来を予見したライフスタイルを無意識に選ぶものです。

サロンに来てくださる方にも「老いない／死なない」時代を先取りしているような方が増えていて・・・

50代なのに見た目も体内年齢も20代並みに若々しい方とか、出産しないことを決めている20代〜30代の方とか、食事の栄養素とカロリーを綿密にレコードしてる方とか。

うーん、確かに。。15年後に老化を止める医療技術が使えるようになるなら、ナチュラルな若さと美しさを保つことに全力投球するのは理にかなっているのかも？

実際のところ、そんな方々はここ5年程でエイジングが逆行していて、すでに若返りの時代が始まっているような気さえします。

あくまでも僕の経験則ですが、若さと美しさを保っている方の生活習慣で共通しているのは「睡眠／運動／食事」への配慮、そして特筆すべき点として「他人に（とりわけ異性に）見られる習慣」が挙げられます。

リアル空間でファンに囲まれるインフルエンサー、男性と濃密な接触をする上位のセックスワーカー、ファンの多いヘアスタイリストなどなど、自分の魅力を商品としてスキのないコミュニケーションを習慣化している方ですね。

魅力的に映るように振る舞う緊張感の継続が、ホルモンバランスや免疫システムに作用しているのだろうと思いますが、そういった研究はまだされていないようなので、研究機関の方がいたらぜひに。

前述したような仕事をしていない女性でも、トキメク恋を忘れないようにしたり、好意を感じる男性と一緒にいる時間を増やしたり、女性としての魅力を発揮できる場所を増やしたり。

「LEV／長寿逃避速度」の転換点に向けて、健康と美しさを高めていくことが今後の「仕事」のようになるのかもしれませんね。

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ムーンテッド（MoonTed）オーナー AKI

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