猫恐怖症は冗談じゃなくて不安障害だった話。

先日来たお客さんが何気なく「私猫が苦手なんですよ」って言ったので「へー珍しいですね」と返したら、「そういうんじゃなくて本当に本当に苦手なんです!」と強い主張になったので「えっ!なになに?」と少し戸惑いながら話を聞きました。
人口比率でもっとも多いとされる3大恐怖症は「高所恐怖症/雷恐怖症/動物恐怖症」。
そのお客さんはこのうち2つの「雷恐怖症/動物恐怖症」を持っていて、動物の中でもとりわけ猫科の動物に異常な恐怖を感じるとのこと。
冗談だろうと思って聞いていた話ですがその症状は深刻で、猫の写真を見るだけで動悸がしたり気分が悪くなったり、家の近くに猫がいると家に帰れなくなって徘徊してしまったり。
もちろんライオンやトラなど大型の猫もダメで、鳴き声もダメ、人間が真似する猫の鳴き声でも「まじでやめて涙!」ってなるみたいです。
ゴキブリが玄関にいると家に入れない女子って結構多いですよね。それの猫バージョンです。
このように特定の対象や環境に対して、激しい不安や恐怖感が持続する状態のことを精神病理分野では限局性恐怖症(特異的恐怖症)と呼びます。
精神障害として診断され、恐怖が大きい場合には日常生活に支障が出るケースも少なくないようです。
ゴキブリ恐怖症や高所恐怖症はわかりやすいけど「猫は冗談だと思われてからかわれてしまう」から苦労が絶えないとのこと。
「いろんな恐怖症があって当事者はガチで苦労している」ことが広く認知されると、恐怖症の方にとって優しい社会になるのかもしれませんね。
とはいえ、○○アレルギーや○○障害と同じで、なんでも病気にしてしまうと気を遣うことが増えてしまって息苦しい社会になってしまいます。
「好き嫌い」や「得手不得手」を気軽に表現できて尊重し合える、そんな感じが良いのかなって思いました♪
